挟まれ災害を未然に防止
「スカイシールドセンサー」を開発
当社は、高所作業車※の使用時において、建築設備などを「非接触」で検知し、「警告音」により挟まれ災害を未然に防止する安全補助装置「スカイシールドセンサー」を株式会社レント(本社:静岡市駿河区 社長:岡田朗)と共同開発しました。
※2m以上の高さに上昇可能な作業用バスケット(作業床)を備え、昇降装置、走行装置などにより構成され、建築現場のさまざまな場所に動力を用いて自走できる機械
【開発の背景】
建築設備工事では、高所作業車の作業床を上昇させ、天井面などの高所で作業を行います。 作業床の上昇時には、作業者が墜落防止用の手すりをつかみ、天井との距離を確認しながら操作しますが、ケーブルラック、ダクトなどの建築設備や梁などの躯体(以下、対象物)への接近に気づかない場合、手すりが対象物に接触し、作業者が挟まれるなどの災害につながる恐れがあります。 従来は、手すりの四隅にパイプを固定し、上昇に伴ってそのパイプが対象物に接触することで、作業者に危険を知らせる物理的な防止方法が用いられてきました。 しかし、この方法では対象物を損傷させる恐れがあり、こうした課題を解決するため、対象物を超音波センサーにより平面的に「非接触」で検知して、ブザーとランプで作業者に危険を警告する「スカイシールドセンサー」を開発しました。
【スカイシールドセンサーの特長】
① 超音波センサーにより対象物を平面的に「非接触」で検知
② 警告音の変更と音量調整が可能
③ LEDポインターで検知方向の確認が可能
④ 充電式ニッケル水素電池、アルカリ乾電池のいずれにも対応
【スカイシールドセンサーの仕様】
① 大 き さ:幅96 mm×高さ136 mm×奥行118 mm
② 質 量:約600 g
③ 警告音音量:最大95 dB
④ 検知距離:500 mm、1000 mm、1300 mm
⑤ 電 源:単3形電池×4本(充電式ニッケル水素電池、アルカリ乾電池共に使用可)
⑥ 防水性能:IPX4(国際防水規格)相当
【今後の展開】
「スカイシールドセンサー」は、5月27日から29日にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「JECA FAIR 2026~第74回電設工業展~」に展示し、同展示会の製品コンクールにも出品します。
当社は、安全性の向上と作業効率化につながる製品や工法の開発を通じて、高品質な工事を提供し、設備工事業界の発展に寄与してまいります。