お知らせ 2025.06.17

雨天作業時の労働環境改善に向け
フルハーネス対応および熱中症対策に資する雨合羽に刷新

 当社は、雨天作業時に使用する雨合羽の仕様を刷新しました。

 配電工事などの雨天作業時に着用する雨合羽について、フルハーネスに対応し、また、より着心地の良い生地素材にするなど、作業効率性、機能性、安全性の向上を図り、熱中症対策にも資する仕様に見直しを行い、現場で働く従業員がより働きやすくなるよう、さらなる労働環境の改善を図ることを目的としたものです。 2022年度より改良品の試作・検討を開始。実際に現場で試験運用を実施するとともに従業員の意見も広く取り入れ進めてきました。 なお、本年6月下旬より、新仕様の雨合羽に順次切り替えてまいります。


【新仕様の特長】

①フルハーネスを装着したまま雨合羽を着脱できるよう仕様を変更 ⇒作業効率性の向上

②生地素材の見直し(熱中症対策)⇒機能性・安全性の向上

 →現行品より防水性を示す耐水圧は1.5倍、透湿性は3.2倍優れた生地素材を採用


 当社はこれからも従業員が活き活きと働き、その能力を最大限に発揮できる環境づくりの整備や、エンゲージメント・モチベーションの向上に努め、やりがい、働きがいのある職場づくりに取り組んでまいります。


【雨合羽の仕様比較】

新仕様 現行品
素材 ナイロン100%(防水透湿素材) ナイロン100%(テフロン加工)
性能 耐水圧 ※1 30,000mm 20,000mm
透湿性 ※2 16,000g/㎡/24h 5,000g/㎡/24h
フルハーネス対応

※1 耐水圧…防水性を示す数値

耐水圧の目安 小雨 中雨 大雨
300mm 2,000mm 10,000mm 20,000mm以上

※2 透湿性…蒸れにくさを示す数値

透湿性の目安 安静 軽い運動 激しい運動
2,000g/㎡/24h 5,000g/㎡/24h 10,000g/㎡/24h以上
フルハーネスを付けた状態の新雨合羽(正面)と背面