第４７回技能五輪国際大会
再生可能エネルギー職種で金メダルを獲得
当社では、９月１０日から１５日にかけてフランス・リヨンで開催された第４７回技能五輪国際大会の再生可能エネルギー（以下、「再エネ」という）職種に郡安拓海選手が日本代表として出場し、金メダルを獲得しました。 再エネ職種は前回の国際大会で初めて公式種目として追加されたもので、当社は２連覇を果たすことができました。
今大会の再エネ職種には６カ国から選手が出場。競技は１１日から１４日までの４日間にかけて行われ、郡安選手は再生可能エネルギーに関する①設置②保守③設計④運用の４つの課題に挑みました。 １日ごとに異なる再エネ職種の課題は、非常に広範囲な技術・技能が求められ、かつ慣れない海外製の工具や材料への対応も必要となりましたが、チームきんでんの全面的なバックアップのもと、郡安選手が日ごろから技術・技能のみならず体力や精神力の強化に取り組んできたことが、今回の金メダル獲得という結果につながりました。 金メダル獲得にあたり、上坂隆勇社長は「『情熱と誇り』を持って取り組む姿に感銘を受けた」と述べつつ、「会社、伝統、上司・指導員・周囲の仲間と郡安選手が一つの目標に向かい、『チームきんでん』として一丸となって錬磨を重ねてきた。 その積み重ねてきたことに対する自信と力強さとともに、会社、日本としての力強さを感じた」とたたえました。
当社は日本が初めて参加した１９６２年のスペイン大会以降、電工職種・情報ネットワーク施工職種・配管職種・再エネ職種あわせて２０人の選手が出場。 今回の結果により、国際大会で獲得したメダルの数は計１４個（金メダル１２個、銅メダル２個）となりました。 加えて当社から同大会に出場した選手は８人連続での金メダル獲得となりました。
当社は、今後も出場経験者を中心とした優れた人材による技術・技能の伝承を進めながら、世界の舞台で技を競う同大会への挑戦を続けていく方針です。
（ご参考）
第４７回技能五輪国際大会の結果について
【再生可能エネルギー職種】
| 金メダル | 日 本 |
| 銀メダル | 中 国 |
| 銅メダル | インド |
