お知らせ 2022.10.19

第46回技能五輪国際大会(特別開催)
再生可能エネルギー職種で金メダルを獲得

 当社では、10月15日から18日にかけて京都市勧業館「みやこめっせ」で開催された第46回技能五輪国際大会(特別開催)の再生可能エネルギー職種に柳翔大選手が日本代表として出場し、金メダルを獲得しました。

 第46回技能五輪国際大会は当初2021年に中国・上海で開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大により1年延期され、その後、上海でのロックダウン継続の影響により中止となりました。 その代替として9月から11月にかけて、特別開催という形で競技職種ごとに日本を含む15カ国で分散して同大会が開催されています。 再生可能エネルギー職種は今大会から新たに公式種目に認定されたもので、中国、インド、日本の3カ国から代表選手が出場し、選手らは①太陽光発電と小型風力発電システムの設置、②太陽光発電および風力発電設備の保守、③ソフトウエアを用いた発電所の設計、④風力発電設備の模擬装置による運用の4つの課題に挑みました。 4日間にわたり行われた課題は非常に広範囲な技術・技能が要求され、慣れない海外製装置への対応力も必要となりましたが、チームきんでんの全面的なバックアップのもと、柳選手が日ごろから技能面のみならず体力面や精神面の強化に取り組んできたことが、今回の金メダル獲得という結果につながりました。

 当社は日本が初めて参加した1962年のスペイン大会以降、電工職種・情報ネットワーク施工職種・配管職種あわせて19人の選手が技能五輪国際大会に出場。 今回の結果により、同大会で獲得したメダルの数は計13個(金メダル11個、銅メダル2個)となりました。 加えて、当社から国際大会に出場した選手は7人連続での金メダル獲得となりました。

 当社は、今後も技能五輪国際大会出場経験者を中心とした優れた人材による技術・技能の伝承を進めながら、世界の舞台で技を競う同大会への挑戦を続けていく方針です。

金メダルを受賞した柳選手
太陽光パネルの設置課題に取り組む柳選手
風力タービンのメンテナンス課題に対応する柳選手