お知らせ 2020.08.05

グループ会社の白馬ウインドファームを活用したCO2フリー電気を使用する取り組み

 当社は、事業活動における環境負荷軽減のため、2020年7月4日よりグループ会社の白馬(しらま)ウインドファーム株式会社(本社:和歌山県日高郡日高川町 社長:西本正史)が所有・運営する風力発電所(和歌山県日高郡日高川町) で発電された再生可能エネルギー由来の実質的にCO2排出ゼロの電気を調達し、自社の研修施設であるきんでん学園(兵庫県西宮市)で使用しています。これにより、19年度の消費電力換算で約260t(当社のCO2年間排出量の約1.6%)の排出削減が可能となります。


【取り組みの概要】

 今回の取り組みは、関西電力の電気料金メニューの1つである「再エネECOプラン」に加入し、再生可能エネルギー由来の電気が持つ環境価値(CO2を排出しないこと)を証書化したFIT非化石証書に白馬ウインドファームの属性情報(電源種や発電所所在地などの情報)を付与した「トラッキング付非化石証書」を購入することにより、白馬ウインドファームに由来する実質的にCO2排出ゼロの電気をきんでん学園で使用するものです。「トラッキング付非化石証書」は、脱炭素社会を目指し、企業が自ら事業で使用する電気を100%再生可能エネルギー由来の電気で賄うことを目指す国際イニシアチブ「RE100」(※)への適合が可能です。


【今後の展開】

 今後も、当社はSDGsの一翼を担う企業として、事業活動に伴う環境負荷の軽減にも配慮しつつ持続可能な社会に貢献する取り組みを拡大、継続してまいります。



※ RE100

 世界の有力企業が参加し、ビルや工場などの事業所で使用する電気を100%再生可能エネルギーの電気に転換していくことに取り組んでいる国際的なプロジェクト。20年7月8日時点でRE100に加盟している企業は世界で242社、日本で35社。