お知らせ 2019.08.28

株式会社Mutronへの出資について
エネルギー・マネジメント・サービス事業を本格展開

 当社は8月23日、AI(人工知能)を活用した省エネ制御・蓄エネ制御技術を提供する株式会社Mutron(本社:東京都世田谷区 社長:春口公洋)に出資の上、業務提携することとしました。

 当社は総合設備エンジニアリング企業として培ってきたノウハウにMutronの省エネ、蓄エネ、創エネ(※)の最適制御に関するノウハウを付加し、お客さまにエネルギー・マネジメント・サービス(以下、EMS)を提供してまいります。

【業務提携に至った理由】

 Mutronは東京大学発ベンチャー(※)で、建物固有のビッグデータ(中央監視設備で計測しているセンサ情報などの運用管理データ)をクラウドに蓄積した上で分析し、機械学習・相互学習を用い電気設備および空調設備の制御を行うAIコントロールシステムを開発・運営しており、これまでに全国で200件以上の建物への導入実績があります。

 一方、当社はこれまでに500件以上の中央監視システムを納入し、2017年から「インフォリーノ」というブランドとして展開してきました。お客さまの要望にお応えしつつ、近年課題となっているエネルギーコストの削減や建物管理者不足の解消を図るために、AIを活用した最適制御に関する実証試験を通して効果を検証し、EMSの展開を見据え準備を進めてまいりました。

 このたび、当社はAIを活用した制御技術の蓄積やシステム構築を推進するためMutronに出資し、省エネ、蓄エネ、創エネ制御の精度向上に努めるとともに、EMSのプラットフォーム開発に両社一体となって取り組むこととしました。

【今後の展開】

 当社は、本出資を通じてMutronが保有する特許技術を基にしたシステム開発の支援に加え、さまざまな用途の建物への導入を促進し、既設のお客さま設備を利用したミニマム投資でのエネルギーコスト削減を実現すべく、本格的にEMS事業を展開してまいります。

 今後当社は、Mutronとともに省エネ、蓄エネ、創エネを見据えたEMS領域の新たなプラットフォームを創りあげていきます。

※蓄エネ:蓄電池などのエネルギー貯蔵設備、創エネ:太陽光発電などの発電設備

※大学発ベンチャー:大学で達成された研究成果に基づく特許や新たな技術・ビジネス手法を事業化する目的で新規に設立されたベンチャーのこと

エネルギー・マネジメント・サービス事業のモデル