
学生時代は、測量や土木に関する勉強をしていたのですが、仲の良かった野球部の先輩が<きんでん>に入社したことをきっかけに、当社について知りました。もともと、なにかを作る仕事に就きたかったことに加え、職場の人々がとても仲がよいと先輩に聞いたので私も入社を希望したのです。
入社後は、架空送電工事を担当することになりました。この仕事は、発電所で作られた電気を関西一円に安全に届ける道筋を作ること。送電設備における鉄塔を建設することや、建設した鉄塔から鉄塔を電線でつなぐ架線工事などが主な仕事です。

私が仕事を行う場所は、山間部です。ここで、鉄塔の建設や架線工事などを行っています。鉄塔は高いものになると100mを超えることもあり、電線を張るときはヘリコプターを使って作業を行います。現場に入った頃は、このスケールの大きさに驚きつつ、「こんなすごい仕事に関わっているんだ」という充実感もありました。
とはいえ、山間部においては、寒い季節や悪天候での作業を行うときは相当な苦労がつきまといます。そんなときは、「社会に役立つ仕事をしている」と自分を奮い立たて仕事に取り組むようにしています。だからこそ、完成した鉄塔を目の当たりにしたときの達成感は至福の喜びですね。

高所で作業をすることが多いため、技術力や知識力を高めるだけでは満足のいく仕事はできません。落下物がないように万全の体制で作業に挑むこと。自分だけではなくまわりの人達の安全も確保するため、相互監視を怠らないこと。そうした安全性を高めることで、技術者は安心して作業に集中できる環境となり仕事の質は格段と高まると思います。
そのため、決して個々で作業を進めるのではなく、しっかりと合間に技術者同士でコミュニケーションをとることを心掛けています。普段から仲良くしていると、ちょっとした体調や気分の変化も敏感に察知できるようになり未然に危険を防ぐことにもつながります。これからも緻密な仕事を積み重ねながら人々の暮らしを支えていきたいと思っています。
人々に電気を届けるための大動脈を築く、<きんでん>の送電線工事の仕事