Historyきんでんの歴史

戦後の復興、建築ラッシュ、東京オリンピック、大阪万国博覧会。その間の重工業を中心とする高度成長。きんでんは設立以来、それらの発展の礎となるインフラストラクチャーの形成に努めてきました。
電力供給を支える発変電所や送配電線工事で社会を活性化させたのをはじめ、石油コンビナートの建設が始まると同時に着手した計装工事のノウハウをもとに光伝送技術を情報通信設備に活かしていくなど、常に時代の先端を行く技術に取り組み、後の時代を築く先見性を発揮してきました。また、1950年代に開始した海外工事、1970年代に一般化した超高層ビル、1980年代のインテリジェントビルなどにおいて、それぞれの時代で求められる機能を最大限に引き出し、インフラを構築してきたのもわれわれきんでんの仕事と言えるのです。

写真:大阪万国博覧会の様子

Businessきんでんの仕事

きんでんの事業情報は大きく分けて、「エネルギー」「環境」「情報」の3つに分けられます。エネルギー分野では電気の発生・伝達・使用のための、あらゆる電気設備や新エネルギー関連など。環境分野では快適性を追求する空調や衛生設備、そしてシステム天井やフリーアクセスフロアといった内装設備、さらに地域熱供給関連など。情報分野では超高層ビルや情報ネットワークに代表される有線・無線の通信設備、および都市の光ファイバ網構築や移動体通信をはじめとする広域通信など。どの分野も社会的意義が大きく、社会を支え発展させる重要な役割を担っています。

写真:高層ビルがある街中の様子

Strengthきんでんの強み

電力供給にかかわる設備はもとより、ビル・工場・ホテル・病院・研究所・大学・文化施設・アミューズメント施設・商業施設・空港……など、都市を構成する上で欠かせないものばかりです。そしてそれらの中には時代、あるいは地域を代表するものが数多く含まれ、きんでんの実績は日本全国、そして世界各国に大きく広がっています。
これらのあらゆる設備に関して設計から施工・エンジニアリングに至るまで、そのすべてを受け持つのがきんでんの事業内容。幅広い技術力と先端の開発力、そして力強い実行力。そのすべてを併せ持っているのが「総合設備エンジニアリング」企業としてのきんでんの姿なのです。

写真:商業施設の様子

Spiritきんでんの思い

われわれきんでんが創っている「モノ」は工場や機械で自動的に作られる「物」ではなく、人の手で一つひとつ創り上げられます。そのような仕事をするためには、多くの人の協力が必要となります。その時ただ単に人と連携するのではなく、何かを成し遂げようと熱い思いを持って、知恵と力を合わせることではじめて、この世に二つとない唯一の「モノ」を創り上げ、多くの人々を感動させることができるのです。
きんでんの歴史は変革と挑戦によって創られてきました。新しい変化を起こす時、新しい付加価値を生み出す時、未知への一歩を踏み出す時、熱い情熱を持った人がきんでんには多くいました。どんな難題に直面しても正面から堂々とぶつかる意欲を持ち、大きな夢と信念をもって仕事に取組む情熱がわれわれの財産です。

そして、これからも情熱はきんでんのDNAとして受け継がれ、一見小さな一人ひとりの力を無限の可能性に変え、仕事を通じて多くの人に感動を与えていきます。

写真:商業施設の様子

Futureきんでんの未来

きんでんは創業以来、時代の変化にともなって多様化する社会のさまざまなニーズに応えてきました。人々の社会生活における安全、便利、快適を実現するために、エネルギー・環境・情報のあらゆる設備を提案し、施工してきました。総合設備エンジニアリング企業として、次の時代を見据えた技術の開発を行ってきた先見性。ハードな技術の中に利用者の快適性というソフトを盛り込んだインフラストラクチャーとしての先進性。日常生活を見えないところで支え、社会に貢献し続けているのがきんでんなのです。

これからもきんでんは、社会の発展の方向性を正確に分析し、社会を動かす新技術を開発し、時代に先駆ける未来性に満ちたインフラを築き、次代の豊かな社会を生み出していきます。

写真:商業施設の様子