自律走行ロボットによる照度測定の実現
「照度測定ロボット」を開発

 当社は、タブレット端末と連携して照度測定を行う「照度測定ロボット」を開発しました。これを用いることで従来の測定方法と比較して照度測定に関わる実質的な作業時間が約90%削減でき、作業効率が大幅に向上します。また、装置本体の外装デザインは首都大学東京(東京都八王子市 学長:上野淳)のロボット研究開発拠点であるサービスロボットインキュベーションhub(serBOTinQ)との共同研究により近未来をイメージしたデザインとなっています。


【開発の背景】

 従来、電気設備工事で実施する照度測定作業は、外光(太陽光)の影響を受けない日没後に行い、照度計を持ち数値を読み上げる測定者と測定した数値を紙の図面などに記録する記録者の2人一組による作業のため、電設業界においては工事品質を確保しながら労働環境の改善ができる取り組みが求められていました。
 そこで当社では、タブレット端末を用いて図面データを読み込み、かつ照度測定点などを容易に設定でき、自律走行により自動的に照度測定点に移動して測定および記録を行う「照度測定ロボット」を開発しました。開発したロボットは作業員1人で持ち運びが可能で、測定結果がロボット内に記録され、自由に取り出すことができるため、従来2人で行っていた照度測定作業を1人で行うことができます。さらに、ロボットが自律走行中は一切の操作が不要なことから、作業員は照度測定中に別の作業に従事できるため、従来の測定方法と比較して照度測定に関わる実質的な作業時間を約90%削減することができます。


【照度測定ロボットの特長】

@

タブレット端末を用いた容易なロボットの操作・設定

A

机上面照度と床面照度の両方の測定に対応

B

走行経路上の障害物の自動回避機能により走行中の操作が不要

C

測定結果のロボット内部への自動保存


【ロボットの仕様】

@ 外形寸法

:[W]380mm×[D]605mm×[H]260mm (照度計および照度計取付治具を除く)

A 重  量

:約12kg(バッテリー2個装着時)

B 走行速度

:1.125km/h(0.31m/s)

C 搭載センサー

:2次元測域センサー(測域範囲:30m)、バンパーセンサー、落下防止センサー

D 連続走行時間

:約2時間(バッテリー2個装着時)

E 充電時間

:約3時間(バッテリー1個あたり)

F 照度計取付高さ

:700〜1100mm(机上面照度測定時)
130mm(床面照度測定時)


【今後の展開】

 「照度測定ロボット」は、5月22日から24日にかけて東京ビッグサイトで開催される「JECA FAIR 2019〜第67回電設工業展〜」に出展し、同展示会の製品コンクールにも参加します。当社は、作業効率化を実現する製品や工法の開発を通じて、高品質で低コストの設備をご提供し、設備工事業界の発展に寄与したいと考えています。

照度測定ロボット
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