建物の維持・管理業務の効率化・省エネ化
AI(人工知能)を活用した省エネ制御システム普及への取り組み

 当社は、東京大学生産技術研究所とゲーテハウス株式会社(本社:東京都中央区 社長:小野 勘)が共同開発したAI(人工知能)システム「Arcrobo(アークロボ)」を用いた省エネ制御システムを当社東京本社ビルの中央監視設備と連携させ、実証試験を開始しました。
 この中央監視設備の取得データを元に最適な制御パターンを学習していく同システムについて検証を重ね、建設業界で長年培った当社の持つ電気・空調・衛生設備に対する監視制御ノウハウを組み合わせた省エネ制御システムの普及を目指します。


【導入の背景】

 あらゆる業界で人手不足が懸念される中、建物の維持・管理業務の一層の効率化を図るために、当社はAIを活用した最適化制御に着目しました。AIを活用した省エネ制御システムを導入して設備機器の省エネ運転を行い、その効果や室内環境への影響等を検証。さらに省エネだけでなく、設備能力の低下状況などを把握し、予防保全へ活用することも視野に入れてノウハウを蓄積します。


【今回採用したAIシステムの性能・特徴】

 AIシステム「Arcrobo」は、AIクラウドと現地建物内に設置するAIコントローラから構成されており、設備機器の制御をAIを活用して自動的に最適化し、省エネルギーを実現するシステムで、建物内の中央監視設備と連携して使用します。AIコントローラは収集した中央監視データをクラウド上に構築されたAIクラウドへ連携。蓄積された膨大なデータ(ビッグデータ)を元に、建物ごとに最適な省エネ制御を自動的に実現し、効率の良い制御を「Arcrobo」自身が学習していきます。これまでは建物の設備機器の最適制御には長年の経験が必要とされていましたが、AIを活用することで、熟練の施設管理者と遜色の無い、あるいはそれ以上の省エネルギー化を行い、人手不足に対応するとともに制御の質の向上も図ります。


【今後の展開】

 「Arcrobo」の検証の取り組みは「AIを活用した省エネ制御システム」として、5月23日から25日にかけてインテックス大阪で開催される「JECA FAIR 2018〜第66回電設工業展〜」で紹介。当社東京本社ビルでの省エネ制御状況のデモをご覧いただけます。
 今後は自社ビルで効果を検証、ノウハウを蓄積し、AIシステム「Arcrobo」に、当社の総合設備エンジニアリング技術を組み合わせたトータルシステムを提案。設計、調達、施工、運用、保守のそれぞれのニーズに合わせた優れた設備とサービスを創造し、社会のインフラを支えてまいります。

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